package.elの設定
Emacs24からパッケージシステムが標準添付されるようになり、
Emacs Lispプログラムのインストールが一気に楽になりました。
パッケージに依存しているパッケージも同時にインストールしてくれます。
たとえば、helm-agパッケージをインストールするとき、
依存パッケージのhelmもインストールします。
ただし、以下の設定を加える必要があります。
(package-initialize) (add-to-list 'package-archives '("melpa" . "http://melpa.org/packages/") t)
以後、パッケージをインストールするには
M-x list-packages
から選択するか、
M-x package-refresh-contents
の後に
M-x package-install パッケージ名
を実行すればよいです。
package-refresh-contentsは、パッケージの情報を
最新状態にするコマンドです。
Emacs起動中にパッケージが更新されていたということがあるので、
インストールする前には実行しておいてください。
なお、複数のパッケージをたて続けにインストールする場合は省けます。
auto-install.elの設定
とはいえ、必ずしもパッケージに登録されているとは限りません。
URL指定やEmacsWikiからもインストールできるようにしておくと楽です。
M-x package-install auto-install
を実行して auto-install.el をインストールして、設定を加えてください。
(require 'auto-install) (auto-install-compatibility-setup)
以後、以下のコマンドが使えるようになります。
M-x install-elisp URL
M-x install-elisp-from-emacswiki EmacsWikiのページ名
M-x install-elisp-from-gist gist-id