crux 20170801.1334(in MELPA)
A Collection of Ridiculously Useful eXtensions

概要

crux パッケージは以下の要素に分かれています。

M-x crux-visit-term-buffer は、 M-x ansi-term による
Emacs Lispで書かれた端末エミュレータを立ち上げます。
すでに立ち上がっている場合は再利用します。

multi-term.elとは異なり、
ひとつの *ansi-term*バッファを使い回すのが特徴です。

ただし、ディレクトリローカル変数で
crux-term-buffer-name (デフォルト値:"ansi")を変更することによって、
そのディレクトリ固有の端末バッファ(複数の端末バッファ)を作成することはできます。

内部で使われている crux-start-or-switch-to は、
バッファが存在しない場合は関数によって新規作成し、
存在するときは再利用するという6行の小さな関数です。

elispを学んでいるならば読んでおいて損はありません。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてcruxを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install crux

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name crux

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/160728075521.crux.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 160728075521.crux.el

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。