buffer-flip 20160811.713(in MELPA)
Use key-chord to cycle through buffers like Alt-Tab in Windows

概要

WindowsのAlt+Tabは最近使ったウィンドウの順にウィンドウを切替える優れたインターフェースです。
この操作性をバッファ切り替えで使おうというのがこの buffer-flip.el です。

とはいえAlt+Tabをそのまま真似しているのではなくて、 key-chord.el によるキー同時押しで疑似的に実現しています。
デフォルトではu8同時押しで直前のバッファに戻り、以後8を押すたびに前へ前へとバッファが戻り、*を押すたびに逆方向に戻ります。
なぜ8と*なのかというと英語キーボードでは*がShift+8だからです。
C-gを押せば元のバッファに戻ります。

本設定ではu8は同じですが、隣のキーである9でバッファを戻せるようにしています。

これは手軽に使えるので、試してみる価値があるでしょう。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてbuffer-flipを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install buffer-flip

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name buffer-flip

設定 151119072754.buffer-flip.el(以下のコードと同一)

;;; buffer-flip-keysでbuffer-flipのキーを登録するが
;;; マイナーモードを有効にする前かbuffer-flip.elロード前に設定する必要あり
;;; u8*の日本語バージョン
;; (setq buffer-flip-keys "u8(")
;;; こっちの方が操作性がよいだろう
(setq buffer-flip-keys "u89")
(key-chord-mode 1)
(buffer-flip-mode 1)

実行方法

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。