show-marks 20130805.749(in MELPA)
Navigate and visualize the mark-ring

概要

これもvisible-mark.el(レビュー) に引き続き、
マーク(C-SPCで付けられるやつ)を可視化させるやつです。

こっちはマークされた行を別バッファに表示し、
そのバッファを経由して過去のマークを遡れるようにします。

bm.el(レビュー) はマークとは別の「目に見えるマーク」で、
そのバッファの行がハイライトされるようになり、
簡単に行き来できるようになっています。

そういう意味においてbm.elの方がいいかもしれません。

helm にも M-x helm-mark-ring というコマンドが存在し、
同じようにhelmバッファで表示してくれ、絞り込み検索もできますが、
マークされた位置ではなくて行頭にジャンプしてしまいます。

マークされた位置を明示する visible-mark.el と併用できます。

20150205080712.png
Fig1: マークをoccurのように表示!

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてshow-marksを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install show-marks

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name show-marks

設定 150205080223.show-marks.el(以下のコードと同一)

;;; show-marks.elが依存しているfm.elで使われている24.1で削除された関数
(unless (fboundp 'make-local-hook)
  (defun make-local-hook (hook)
    (if ;; (local-variable-p hook)
        (or (assq hook (buffer-local-variables)) ; local and bound.
            (memq hook (buffer-local-variables))); local but void.
        nil
      (or (boundp hook) (set hook nil))
      (make-local-variable hook)
      (set hook (list t)))
    hook))

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/150205080223.show-marks.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 150205080223.show-marks.el

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。