helm 20170806.1158(in MELPA)
Helm is an Emacs incremental and narrowing framework

概要

久々にhelmを更新してみたら…

anything時代から使っている
2番目のアクションを選択するC-eと
3番目のアクションを選択するC-jが
使えなくなってるじゃありませんか!!

この設定を加えれば以前と同じようにC-eとC-jが使えるようになります。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてhelmを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install helm

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name helm

設定 90helm-nth-revive.el(以下のコードと同一)

#+BEGIN_SRC fundamental

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/90helm-nth-revive.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 90helm-nth-revive.el

相手の立場に立って考えろよ!

いやはや困りますねえ、
開発者の勝手な都合で一度ユーザに公開したコマンドを勝手に消すとか
ありえないです。

マイナーなコマンドとはいえanything時代から存在するコマンドで、
おそらく6年くらいは存続していたはずです。

それをいきなり消すとはね…

それにN番目のアクションを選択するのに、
ちょっと前はC-1〜C-9だったけど、
気付いたら<f1>〜<f9>に変わっていたというね。

コロコロ変えすぎ!

それにファンクションキーは遠いから押しづらい!

こういう身勝手な態度に、僕は本当に怒っています。

確かに僕も一応は開発者の身ですから
コードを整理したい気持ちはよくわかります。

けれども、ユーザの立場に立ってみれば、
いつも使っているコマンドが削除されたら
戸惑うことくらいは想像できるでしょう。

僕くらいの熟練者になればそれを取り戻す設定くらい簡単に書けるけど、
初級ユーザならばその不満に対してどう対処するでしょうか。

使い辛いのを我慢して使うのでしょうね。

設定をぐぐっても当該コマンドが存在しないのだから、
設定してもうまく動かないです。

本当、ソフトウェアを公開する以上、
ユーザの立場に立って考えてほしいものです。

相手の立場に立って物事を考える
自分がやられて嫌なことはしない

開発に限らず、人生において重要なことですよね。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。